視力0.7のコンタクト度数は一意に決められない?目安換算より眼科で合わせるのが確実!

視力0.7と言われると、「コンタクトレンズなら何度を選べばいいのだろう」と考える人は多いでしょう。

しかし、視力0.7という数字だけから、コンタクトレンズの度数を「-0.50」や「-1.00」のように一つに決めることはできません。

視力とコンタクトレンズの度数はそもそも別の指標であり、同じ視力0.7でも近視や乱視の程度、目の調節力、左右差などによって必要な度数は変わります。

そのため、視力0.7のコンタクト度数を知りたい場合は、インターネット上の換算表だけで判断せず、眼科で屈折検査を受けて実際の見え方を確認することが重要です。

ここでは、視力0.7とコンタクトレンズの度数の関係をはじめ、度数の見方や眼鏡との違い、眼科で度数を決める流れまで詳しく紹介します。

うるおいをキープするコンタクトレンズ

視力0.7のコンタクト度数は一意に決められない?

結論として、裸眼視力が0.7だと分かっていても、その情報だけでは適切なコンタクトレンズの度数を判断できません。

視力0.7は「どの程度細かいものまで見分けられるか」を表す数字であり、コンタクトレンズに記載されている度数とは意味が異なります。

同じ0.7でも目の状態は人によって違うため、度数を決めるには屈折検査や実際にレンズを装用した状態での視力確認が必要です。

視力は見分ける力

一般的な視力検査で示される0.7や1.0といった数字は、ランドルト環などを使って細かな形をどこまで判別できるかを数値で示したものです。

視力0.7だからといって、目の屈折状態が全員同じという意味ではありません。

近視が少しある人でも0.7になることがありますし、乱視の影響を受けて0.7になる人もいます。

測定時の明るさや目の疲れ、ピントを合わせる力などによっても見え方が変化するため、一度測った裸眼視力だけでレンズの度数を決めることは困難です。

視力はあくまで現在の「見え方」を表す指標の一つとして考えると理解しやすいでしょう。

度数は光を曲げる力

コンタクトレンズの度数は、目に入る光をどれだけ曲げてピントを合わせるかを表す数値です。

一般的にはDという単位が使われ、近視を矯正するレンズでは「-1.00D」のようにマイナス、遠視を矯正するレンズでは「+1.00D」のようにプラスで表示されます。

同じ裸眼視力でも必要な屈折力が異なるケースがあるため、視力と度数を同じ尺度として扱うことはできません。

「視力が半分になったから度数を2倍にする」といった単純な計算も成り立ちません。

現在使っているレンズの箱に記載されたPWRやSPHの数字が、一般にコンタクトレンズの度数として確認する項目です。

換算表では確定できない

インターネットでは裸眼視力と近視度数を対応させた表を見かけることがありますが、そこに掲載されている数値は個人のコンタクトレンズ処方を確定するものではありません。

特に視力0.7のような比較的見えている状態では、わずかな近視だけでなく、乱視や調節の状態などさまざまな要素が関係する可能性があります。

目安表を見て自己判断で度数を変更すると、必要以上に強いレンズを選んでしまうこともあります。

一方で、弱すぎるレンズでは遠方が十分に見えず、自動車の運転や学校の黒板、仕事中の遠方視などに支障を感じる可能性があります。

目安を参考知識として見ることと、購入するレンズの度数を決定することは分けて考えましょう。

同じ0.7でも近視量は違う

裸眼視力が同じ0.7の二人でも、検査で確認される近視や乱視の度合いが完全に一致するとは限りません。

視力検査では最終的な見え方を測りますが、その見え方を生み出している原因までは視力の数字だけでは特定できないためです。

また、片目ずつ測定すると右0.7、左0.7だったとしても、左右で屈折状態や乱視の程度が異なっている場合があります。

その場合は左右で異なる度数のコンタクトレンズが処方されることも珍しくありません。

左右とも視力0.7だから同じ度数にすればよいとは限らない点も覚えておきましょう。

確認項目 分かること
裸眼視力 裸眼での見え方
屈折検査 近視や遠視の程度
乱視検査 乱視の度数や方向
矯正視力 レンズ使用時の見え方
フィッティング レンズの適合状態

乱視でも0.7になる

視力が0.7まで低下している理由が、単純な近視だけとは限りません。

角膜などの形によって縦方向と横方向でピントの合う位置が異なる乱視があると、遠くの文字がぼやけたり二重に見えたりすることがあります。

乱視を矯正するトーリックタイプのコンタクトレンズでは、通常の球面度数に加えてCYLと呼ばれる乱視度数やAXISと呼ばれる乱視軸も確認する必要があります。

そのため、視力0.7だから球面レンズを何度にすればよいかという考え方だけでは対応できない場合があります。

文字がにじむ、方向によって見え方が違うといった場合も含め、屈折検査で乱視の有無を確認することが大切です。

測定条件でも変化する

視力は一度測定したら永久に同じ数字になるものではなく、検査時の状態によって多少変化することがあります。

特に長時間スマートフォンやパソコンを見た後は目のピント調節に負担がかかっており、普段とは見え方が違うと感じるケースがあります。

涙の状態が不安定な場合にも一時的に見えにくくなることがあり、瞬きをすると見え方が変化することもあります。

健康診断で0.7だったという情報は参考になりますが、それだけを根拠としてコンタクトレンズを購入するのは避けたほうがよいでしょう。

現在の目の状態を確認したうえで度数を合わせることが、快適な見え方につながります。

度数選びに必要な情報

コンタクトレンズを適切に合わせるには、裸眼視力以外にもいくつか確認したい情報があります。

特に初めてコンタクトレンズを使用するときは、度数だけでなく角膜の状態やレンズとの相性も確認する必要があります。

以前に購入したコンタクトレンズがある場合でも、時間が経過していれば視力や目の状態が変化している可能性があります。

次のような項目を総合的に確認してレンズを選ぶことが基本です。

  • 左右それぞれの裸眼視力
  • 近視や遠視の屈折度数
  • 乱視の有無
  • 矯正後の視力
  • 角膜の状態
  • レンズのフィット状態
  • 日常生活で必要な見え方

視力0.7でコンタクトが必要になる場面

裸眼視力0.7は、生活のすべてにおいて必ずコンタクトレンズが必要になる数字ではありません。

裸眼でも不便をあまり感じない人がいる一方で、遠くを見る機会が多い人には0.7では不足すると感じられる場合があります。

コンタクトレンズを使うかどうかは視力の数字だけでなく、仕事内容や通学環境、運転の有無なども踏まえて考えます。

遠くを見る機会

視力0.7でも、室内でスマートフォンやパソコンを中心に使っている場合には、それほど不自由を感じない人もいます。

一方で、学校の教室で後方から黒板を見る、会議室で離れたスクリーンを見る、屋外で遠くの案内表示を見るといった場面では、文字の見えにくさを感じることがあります。

日常生活でどの程度遠方視力を必要とするかによって、コンタクトレンズによる矯正の必要性は変わります。

単純に「0.7以下なら必ずコンタクト」という境界線があるわけではありません。

不便を感じる距離や場面を眼科で伝えると、生活に合わせた度数を考える材料になります。

  • 学校の黒板を見る
  • 会議用モニターを見る
  • スポーツをする
  • 映画や舞台を見る
  • 遠方の標識を見る
  • 屋外活動をする

運転するとき

自動車を運転する人の場合は、普段の生活で困るかどうかだけではなく、運転免許に求められる視力基準を満たしているかも重要です。

一般的な普通自動車免許では、原則として両眼で0.7以上、かつ左右それぞれ0.3以上の視力が必要とされています。

そのため、健康診断などで片目の裸眼視力が0.7だったというだけでは、運転時に矯正が必要かどうかを判断できません。

左右それぞれの視力と両眼で見たときの視力を確認する必要があります。

免許証に「眼鏡等」の条件が付いている場合は、その条件に従って眼鏡やコンタクトレンズを使用しましょう。

状況 考え方
近距離中心 不便が少ない場合もある
遠方を見る仕事 矯正が役立つ場合がある
スポーツ コンタクトが便利な場合がある
自動車運転 免許の視力条件を確認
夜間の外出 見え方を個別に確認

必要なときだけ使う方法

視力0.7程度で普段の生活に大きな支障がない場合は、常にコンタクトレンズを装用するのではなく、必要な場面だけ矯正する選択肢もあります。

例えば授業やスポーツ、映画鑑賞、運転など遠くを見る日にコンタクトレンズを使い、それ以外は裸眼や眼鏡で過ごす方法です。

ただし、どの程度の時間装用できるかや、どのレンズが目に適しているかは個人差があります。

必要なときだけ使用する場合でも、初めて購入するときには眼科で検査を受け、適切な製品と度数を確認しましょう。

ワンデータイプは使用する日だけ新しいレンズを開封できるため、使用頻度が低い人が選択肢として検討することもあります。

コンタクト度数の見方

コンタクトレンズの箱を見ると、PWRやSPH、BC、DIAなど複数の数字が並んでいるため、どれが視力に関係する数字なのか迷いやすいでしょう。

一般に「コンタクトの度数」と呼ばれているのはPWRまたはSPHとして記載される球面度数です。

乱視用や遠近両用レンズではさらに別の数値も必要になるため、それぞれの意味を知っておくと購入時の確認がしやすくなります。

PWR

PWRはPowerの略で、コンタクトレンズが持つ屈折力を示す項目です。

製品によってはPやSPHなど別の表記が使われることがありますが、近視用では「-1.00」「-2.50」のようなマイナスの数値が表示されます。

例えば-3.00Dは-1.00Dよりも近視を矯正する力が強いレンズですが、数字が大きいほど優れているわけではありません。

必要以上に強く矯正することは快適な見え方につながるとは限らないため、自分に適した度数を使用することが大切です。

現在使用中の度数を確認したい場合は、レンズの外箱や一枚ずつ入ったブリスターパックを見ると確認できることがあります。

表記 意味
PWR レンズの度数
SPH 球面度数
BC ベースカーブ
DIA レンズ直径
CYL 乱視度数
AXIS 乱視軸
ADD 加入度数

CYL

乱視用コンタクトレンズでは、球面度数だけではなくCYLという数値が記載されています。

CYLは乱視を補正するための円柱度数を示しており、近視のPWRとは役割が異なります。

さらにAXISという数値によって乱視を補正する方向が指定されるため、同じPWRでもCYLやAXISが異なれば別のレンズになります。

視力0.7という情報だけからCYLやAXISを推測することはできません。

乱視用レンズを使用している人は、PWRだけを見て新しい製品に変更しないよう注意しましょう。

  • PWRは球面度数
  • CYLは乱視度数
  • AXISは乱視軸
  • 数値は左右別に確認
  • 製品変更時は適合を確認

BC

BCはBase Curveの略で、コンタクトレンズ内面のカーブを示す数値です。

そのため、BC8.6などと記載されていても、これは視力を矯正する強さを示しているわけではありません。

コンタクトレンズは目の表面に直接装用するため、度数だけでなく目の形状に対するレンズのフィット状態も重要になります。

同じ度数の商品であっても、素材や設計、BCなどが変われば装用感やレンズの動きが変わる可能性があります。

現在使っているレンズと度数が同じという理由だけで別製品へ自由に変更するのではなく、適合について眼科で確認すると安心です。

眼鏡度数からコンタクトを決める際の注意

眼鏡の処方箋やレンズ度数が分かっていると、その数字をそのままコンタクトレンズに使えるように感じるかもしれません。

しかし、眼鏡とコンタクトレンズではレンズが置かれる位置が異なるため、特に度数が強くなるほど同じ数字にならない場合があります。

コンタクトレンズでは実際に目へ装用した状態で視力とフィット状態を確認して最終的な度数を決めます。

レンズの位置が違う

眼鏡は角膜から少し離れた位置にレンズがありますが、コンタクトレンズは角膜表面に装用します。

この距離の違いは頂点間距離と呼ばれ、レンズの度数が強くなるほどコンタクトレンズへ換算した際の差が無視できなくなります。

そのため、眼鏡が-5.00Dだからコンタクトレンズも必ず-5.00Dになるとは限りません。

比較的弱い度数では差が小さくなることもありますが、だからといって自己判断で同じ数字を購入してよいという意味ではありません。

眼鏡の度数はコンタクトレンズを合わせる際の参考情報として持参し、最終的な処方は検査結果に基づいて決めてもらいましょう。

項目 眼鏡 コンタクト
装着位置 目から離れる 角膜上
度数 眼鏡用に調整 CL用に調整
左右差 対応可能 対応可能
乱視 眼鏡用に処方 対応製品から選択
フィッティング フレームを調整 目との適合を確認

強すぎる度数を避ける

遠くをできるだけ鮮明に見たいからといって、コンタクトレンズのマイナス度数を自己判断で強くすればよいわけではありません。

近視の人に必要以上に強いマイナスレンズを入れると、遠方を見るときには見えていても、近くを見る際に余計な調節が必要になる場合があります。

長時間パソコンやスマートフォンを見る生活では、遠方視力だけでなく近距離での見え方や疲れ方も考慮した度数設定が重要です。

「1.5まで見えたから一番良い度数」とは限らず、用途によって快適な矯正状態は変わります。

検査時には仕事でパソコンを長時間使う、車を頻繁に運転するなど、普段の生活について伝えておくとよいでしょう。

  • 遠くの見え方
  • 近くの見え方
  • パソコン作業時間
  • スマートフォン使用時間
  • 運転の頻度
  • 装用する時間帯

左右を別々に確認する

視力検査の結果が左右とも0.7だったとしても、コンタクトレンズの度数まで左右同じになるとは限りません。

右目は近視が主体で、左目には近視に加えて乱視があるといった違いが見つかる場合もあります。

現在使用しているコンタクトレンズの箱を確認するときも、RIGHTやR、LEFTやLなどの左右表示と度数を組み合わせて確認しましょう。

左右を入れ替えると見え方が低下するだけでなく、乱視用レンズの場合は必要な規格自体が異なっている可能性があります。

左右で異なる製品を使用している場合は、開封するときにも取り違えないよう管理することが大切です。

眼科でコンタクト度数を決める流れ

視力0.7から適切なコンタクトレンズの度数を知る最も確実な方法は、眼科で必要な検査を受けることです。

眼科では裸眼視力を見るだけではなく、近視や遠視、乱視などの屈折状態を調べ、候補となるレンズを実際に装用しながら見え方を調整します。

初めてコンタクトレンズを使う場合には、目の状態やレンズのフィッティング、取り扱い方法なども確認します。

屈折状態を調べる

度数合わせでは、まずオートレフラクトメータなどを利用した他覚的な検査によって、近視や遠視、乱視のおおまかな状態を確認します。

その後、検査用レンズを使いながら本人が実際に見える状態を答える自覚的な屈折検査を組み合わせ、必要な矯正度数を絞り込んでいきます。

裸眼視力が0.7でも、ここで測定される屈折状態によって候補となるコンタクトレンズの度数は変わります。

この過程があるため、視力だけを入力して自動的にコンタクト度数へ換算する方法では個人に適した処方を再現できません。

健康診断の結果が手元にある場合は参考情報として伝えて構いませんが、新たに検査を受けることが基本です。

  • 裸眼視力を確認
  • 屈折状態を測定
  • 乱視の有無を確認
  • 矯正視力を測定
  • 左右別に度数を調整

レンズを試着する

屈折検査で候補となる度数が分かっても、コンタクトレンズの処方がそれだけで終了するわけではありません。

実際のコンタクトレンズを目に装用し、レンズの位置や動き、角膜とのフィット状態などを確認します。

ソフトコンタクトレンズは製品ごとに素材や設計、BC、DIAなどが異なるため、同じ度数でもまったく同じ使用感になるとは限りません。

試着後にはレンズを装用した状態で視力を測定し、必要に応じて度数を微調整します。

この確認によって、数字上の度数だけではなく実生活で使える見え方へ近づけていきます。

段階 主な確認内容
問診 使用目的や生活環境
視力検査 現在の見え方
屈折検査 近視・遠視・乱視
診察 目の状態
試着 レンズの適合
再検査 装用後の視力

生活に合わせて調整する

コンタクトレンズの度数は、単純に検査表の最小の文字が見えるようにすれば完成するものではありません。

日常生活で遠方を見る時間が長いのか、近距離作業が中心なのかによって、快適に感じる見え方が変わる場合があります。

例えば車の運転を頻繁にする人と、一日中デスクワークをする人では、度数を決める際に伝えておきたい生活条件が異なります。

レンズを試した際に「遠くは見えるけれど近くが疲れる」「片目だけぼやける」と感じた場合は、その感覚も度数調整の重要な情報です。

検査中に遠慮して「よく見えます」と答える必要はなく、実際の見え方をそのまま伝えることが適切な処方につながります。

視力0.7から自己判断で度数を変えるリスク

すでにコンタクトレンズを使用している人でも、健康診断で視力0.7だったからという理由だけで度数を変更するのはおすすめできません。

視力が以前より下がったように見えても、その原因が単純な近視の進行とは限らないためです。

見えにくくなったときはレンズの度数だけでなく、装用状態や目の状態も含めて確認する必要があります。

度数を上げればよいとは限らない

使用中のコンタクトレンズで視力が0.7だった場合、「今より一段階強いレンズを買えば1.0になる」と考えたくなるかもしれません。

しかし、見えにくさの原因が乱視だった場合には球面度数だけを強くしても十分な改善につながらないことがあります。

レンズの乾燥や汚れによって一時的に見えにくくなっている場合も、度数を強くすることが解決策とは限りません。

また、左右どちらの見え方が低下したのかによっても確認すべき内容は変わります。

以前より見えにくい状態が続いている場合は、自己判断で買い替える前に眼科で現在の度数を測り直しましょう。

  • 近視の変化
  • 乱視の影響
  • 左右差の変化
  • レンズの乾燥
  • 装用状態の変化
  • 目の状態の変化

古い処方を使い続けない

数年前に眼科で処方されたコンタクトレンズをそのまま購入し続けている場合、現在の目に同じ度数が合っているとは限りません。

近視や乱視の状態だけでなく、涙の状態やレンズを装用した際のフィット状態なども時間とともに変化する可能性があります。

見えているから問題ないと感じていても、目の状態を自分自身で細かく確認することは困難です。

コンタクトレンズは目の表面に直接触れる高度管理医療機器であるため、定期的に眼科で状態を確認しながら使用することが大切です。

最近見え方が変わったと感じる場合は、次に購入する前のタイミングを利用して検査を受けるとよいでしょう。

変化 対応の目安
遠くがぼやける 度数を再確認
文字がにじむ 乱視も確認
片目だけ見えにくい 左右別に検査
乾くと見えにくい 装用状態を相談
急に見え方が変わった 眼科で確認

ネット購入でも処方を確認する

コンタクトレンズをインターネットで購入する場合でも、自分の現在の視力から度数を推測して注文する方法は避けましょう。

以前使用していた商品の箱があればPWRなどは確認できますが、それはあくまで以前処方されたレンズの情報です。

さらに、別ブランドの商品へ変更する場合は度数だけでなくBCやDIA、素材、レンズ設計なども異なることがあります。

乱視用であればCYLやAXIS、遠近両用であればADDなども必要になるため、PWRだけ合わせれば同じ条件になるわけではありません。

安全で快適に使用するためにも、検査で確認された自分のレンズ情報を把握したうえで購入しましょう。

視力0.7なら度数より見え方に合う処方が大切

視力0.7のコンタクト度数について最も重要なのは、「0.7なら何度」という一対一の換算はできないという点です。

視力はどこまで細かいものを見分けられるかを示す指標であり、コンタクトレンズの度数は光を曲げて屈折異常を補正する強さを示すため、そもそも意味が異なります。

同じ裸眼視力0.7でも、軽い近視が中心の人、乱視が影響している人、左右で屈折状態が異なる人などがいるため、必要なレンズは同じとは限りません。

特に「視力0.7だから-0.50」「視力0.7だから-1.00」といった目安だけで自己判断するのではなく、眼科で屈折検査を受け、候補となるレンズを実際に装用して見え方を確かめることが大切です。

すでにコンタクトレンズを使用している場合も、以前より見えにくくなったからと単純に度数を強くするのではなく、近視や乱視の変化、左右差、レンズの状態などを確認しましょう。

視力0.7でも日常生活にほとんど困らない人がいる一方、運転や授業、スポーツなど遠くを見る場面が多ければ矯正が役立つ場合があります。

数字だけで強いレンズを選ぶのではなく、自分の目の状態と生活で必要な見え方に合わせて適切なコンタクトレンズを選ぶことが、快適に使い続けるための基本です。

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