重度のドライアイ向けコンタクトおすすめ7選|乾燥しにくいレンズ選びのポイントも紹介!

重度のドライアイがあると、コンタクトレンズを装着した直後は問題なくても、時間が経つにつれて乾燥感やゴロゴロ感が強くなり、夕方には外したくなることがあります。

そのためレンズを選ぶときは、単純に含水率だけを見るのではなく、素材、酸素透過性、表面の濡れやすさ、乾燥しにくくする技術などを総合的に確認することが大切です。

特に毎日新しいレンズへ交換できるワンデータイプや、酸素を通しやすいシリコーンハイドロゲル素材には、ドライアイの人が眼科で相談する際の有力な候補が複数あります。

ただし、コンタクトレンズ自体が涙の状態に影響してドライアイを悪化させる場合もあるため、「重度」と感じるほど症状が強い人はレンズ選びだけで解決しようとせず、眼科で装用可能か確認することを優先しましょう。

ここでは、乾燥への配慮がされた代表的なワンデーコンタクトを比較しながら、選び方や装用時間を短くする工夫、眼科を受診したほうがよい症状まで詳しく紹介します。

カラコンでも安心して使える装着薬

重度のドライアイ向けコンタクトおすすめ7選

重度のドライアイでコンタクトを使いたい場合は、乾燥感だけでなく、涙とのなじみやすさやレンズ表面の状態まで考慮して選ぶ必要があります。

ここでは、ワンデータイプを中心に、シリコーンハイドロゲル素材や保湿・表面処理など乾燥への配慮が見られる製品を7種類紹介します。

ただし、どれだけ高機能な製品でもすべてのドライアイの人に合うわけではなく、ベースカーブや度数だけでなく、角膜の状態や涙液量などによって適したレンズは変わります。

候補を決めたら自己判断で購入し続けるのではなく、眼科で実際に装用してフィッティングや目の表面の状態を確認してもらうことが重要です。

ワンデー アキュビュー オアシス MAX

ワンデー アキュビュー オアシス MAXは、アキュビューのワンデー製品の中でも快適性とうるおいを重視して設計されたシリコーンハイドロゲルレンズです。

涙液とレンズ表面とのなじみを意識した設計が採用されているため、コンタクト装用中の摩擦感や乾燥感が気になる人が眼科で相談する際の候補になります。

シリコーンハイドロゲル素材は従来型のハイドロゲル素材より酸素を通しやすいという特徴があり、長時間コンタクトを装用する人ほど酸素透過性も確認しておきたいポイントです。

一方で、重度のドライアイでは高性能なレンズへ交換しただけで症状がなくなるとは限らず、装用時間を短くすることやドライアイそのものの治療が必要になる場合があります。

名称 ワンデー アキュビュー オアシス MAX
交換方式 1日使い捨て
素材 シリコーンハイドロゲル
特徴 うるおいと快適性を重視した設計
向いている人 乾燥感や摩擦感が気になる人
価格帯 比較的高め
注意点 眼科で適合確認が必要

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トータル ワン

アルコンのトータル ワンは、レンズ内部から表面に向かって水分量が変化するウォーターグラディエント構造を採用したワンデーコンタクトです。

レンズ中心部はシリコーンハイドロゲルによって酸素透過性を確保しながら、目やまぶたに触れるレンズ表面は水分を多く含む構造になっており、表面の滑らかさを重視したい人に適しています。

コンタクトを装用するとまばたきのたびにまぶたとレンズ表面が接触するため、重度のドライアイでは単にレンズ内部の含水率を見るだけでなく、表面が涙となじみやすいかという視点も重要です。

トータル ワンには乱視用や遠近両用も用意されているため、視力条件に応じて同じシリーズから選択肢を検討できる点もメリットです。

名称 トータル ワン
交換方式 1日使い捨て
素材 シリコーンハイドロゲル
特徴 水分量が変化する表面構造
向いている人 レンズ表面の乾燥感が気になる人
価格帯 比較的高め
注意点 装用感には個人差がある

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1DAYメニコン DearTEAR

1DAYメニコン DearTEARは、レンズ表面の水分保持や涙とのなじみやすさを重視して設計されたシリコーンハイドロゲルのワンデーコンタクトです。

メーカーでは、水分を引き付ける親水層を形成するHydraFilmテクノロジーや、レンズ表面の濡れ性を高めるTEARVeilテクノロジーを採用しています。

近視用の酸素透過率Dk/tは114とされており、うるおいだけでなく角膜へ酸素を届けることにも配慮した設計になっています。

パソコン作業などでまばたきが減ると乾燥しやすくなるため、デスクワーク中にコンタクトの張り付きや異物感を感じやすい人は、眼科でフィッティングを試す候補の一つです。

名称 1DAYメニコン DearTEAR
交換方式 1日使い捨て
素材 シリコーンハイドロゲル
特徴 親水層と濡れ性に配慮
向いている人 長時間のPC作業で乾きやすい人
価格帯 販売店・プランにより異なる
注意点 近視用と乱視用で仕様が異なる

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アクアロックス ワンデー UV シン

ボシュロムのアクアロックス ワンデー UV シンは、シリコーンハイドロゲル素材に保湿成分や親水性成分を組み合わせ、レンズ内部の水分を保持しやすくしたワンデーコンタクトです。

メーカーによると装用16時間後にもレンズ水分の96%を維持したデータがあり、時間が経つにつれてレンズの乾燥を感じやすい人にとって注目しやすい特徴があります。

酸素透過率Dk/tは-3.00Dの場合で134とされているため、乾燥への配慮だけでなく高い酸素透過性を求める場合にも候補になります。

ただし「16時間水分を維持する」というデータは、重度のドライアイの人が16時間装用してよいという意味ではなく、実際の装用時間は眼科医の指示に従う必要があります。

名称 アクアロックス ワンデー UV シン
交換方式 1日使い捨て
素材 シリコーンハイドロゲル
特徴 水分保持と高酸素透過性
向いている人 夕方の乾燥感が気になる人
価格帯 オープン価格
注意点 長時間装用を推奨する意味ではない

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マイデイ

クーパービジョンのマイデイは、1日使い捨てタイプのシリコーンハイドロゲルコンタクトで、柔らかさと酸素透過性のバランスを考えたレンズです。

アクアフォームテクノロジーによって水分をレンズ内部に保持する設計となっており、表面へ潤滑剤を加える方法ではなく素材そのものの親水性を利用してうるおいを維持します。

近視用ではDk/tが100、弾性率が0.4MPaとされているため、高酸素透過性のシリコーンハイドロゲルでありながら柔らかな装用感を求める人に向いています。

同じドライアイでも硬めのレンズが気になる人と柔らかいレンズが扱いにくい人がいるため、数値だけで判断せず実際の装用状態まで眼科で確認することが大切です。

名称 マイデイ
交換方式 1日使い捨て
素材 シリコーンハイドロゲル
特徴 柔らかさと水分保持を両立
向いている人 柔らかな装用感を重視する人
価格帯 販売店により異なる
注意点 フィッティングの個人差がある

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シード AirGrade 1day UV W-Moisture

シード AirGrade 1day UV W-Moistureは、高い酸素透過性と保湿成分を組み合わせたシリコーンハイドロゲルのワンデーコンタクトです。

レンズ内部の特殊な構造によって水分を保持するアクアホールドテクノロジーが採用され、保存液にはアルギン酸とヒアルロン酸という2種類の保湿成分が配合されています。

メーカー公表の酸素透過率Dk/Lは187で、酸素を通しやすいレンズを重視する人にとって比較しやすい製品です。

ドライアイでは酸素透過性だけで快適性が決まるわけではありませんが、乾燥対策と角膜への酸素供給の両方を重視したい場合に眼科で相談しやすい候補です。

名称 シード AirGrade 1day UV W-Moisture
交換方式 1日使い捨て
素材 シリコーンハイドロゲル
特徴 高酸素透過性とW保湿成分
向いている人 酸素透過性も重視したい人
価格帯 販売店により異なる
注意点 保湿成分だけで適否は判断できない

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1DAYメニコン プレミオ

1DAYメニコン プレミオは、酸素を通しやすいシリコーンハイドロゲル素材を採用しながら、レンズの柔らかさにも配慮されたワンデーコンタクトです。

シリコーンハイドロゲルは素材によって硬さを感じることがありますが、1DAYメニコン プレミオでは高い酸素透過性を保ちながら柔らかなレンズ設計を目指しています。

レンズ内側に指が触れにくいスマートタッチ構造のケースを採用していることも特徴で、毎日新しいレンズを衛生的に使用しやすくなっています。

重度のドライアイでは眼表面のわずかな刺激でも不快感につながることがあるため、乾燥性能だけでなくレンズ形状や柔らかさを比較したい場合に候補になります。

名称 1DAYメニコン プレミオ
交換方式 1日使い捨て
素材 シリコーンハイドロゲル
特徴 酸素透過性と柔らかさに配慮
向いている人 装用感と扱いやすさを重視する人
価格帯 販売方法により異なる
注意点 乾燥症状には個人差がある

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重度のドライアイではレンズ選びをどう考える?

重度のドライアイでは、「含水率が高ければ潤う」「シリコーンハイドロゲルなら必ず乾かない」といった単純な基準で選ばないことが重要です。

ドライアイには涙の分泌量が少ない場合や涙が蒸発しやすい場合などさまざまな状態があり、自分の涙の状態によって相性の良いレンズは変わります。

日本眼科医会も、コンタクトレンズは涙液層に影響して涙が蒸発しやすくなることがあるとしており、乾きにくい材質やワンデーへの変更に加えて装用時間を短くすることを挙げています。

ワンデーを優先する

重度のドライアイでソフトコンタクトを使うなら、まず眼科でワンデータイプを相談するのが一つの考え方です。

1日ごとに新品へ交換するため、2週間交換タイプなどに比べてレンズ表面に汚れやタンパク質、脂質などが蓄積しにくく、毎日のケア用品による影響も避けられます。

日本眼科医会もコンタクトによる乾燥への対策として、乾きにくい材質とともにワンデータイプへの変更を挙げています。

特に目の表面が敏感になっている人では、レンズを清潔な状態から毎日使えることは大きなメリットになります。

  • 毎日新品を使用できる
  • レンズケアが不要
  • 汚れが蓄積しにくい
  • 保存液による影響を減らしやすい
  • 外したレンズを再使用しない

酸素透過性を見る

コンタクトレンズを装用すると角膜表面への酸素供給にも影響するため、酸素をどの程度通す素材なのかを確認することも大切です。

現在のワンデーコンタクトでは、従来型のハイドロゲルより酸素透過性を高めやすいシリコーンハイドロゲル素材が広く使われています。

ただし、酸素透過率が高い製品ほどドライアイ症状が必ず軽くなるという意味ではなく、濡れ性、レンズの硬さ、厚み、フィッティングなどとのバランスを見る必要があります。

Dk/tなどのスペックは候補を比較する材料として利用し、最終的には眼科で装用後の角膜や結膜の状態まで確認してもらいましょう。

確認項目 見るポイント
交換方式 ワンデーを優先
素材 シリコーンハイドロゲルなど
酸素透過性 Dk/tを参考にする
表面特性 濡れ性や摩擦に注目
フィッティング 眼科で確認

含水率だけで判断しない

ドライアイ用のコンタクトを探すときに特に誤解されやすいのが、含水率の高低だけで「乾きにくさ」を決めようとすることです。

含水率はレンズに含まれる水分量を表す重要な指標ですが、実際の装用感には素材構造、表面の濡れ性、涙の量、涙の蒸発速度、レンズの動きなど多くの条件が関係します。

低含水だから必ずドライアイ向き、高含水だから必ず乾くという関係ではなく、近年は表面だけ水分量を高めたり、素材内部に水分を保持したりするさまざまな技術があります。

製品スペックを比較する際には一つの数字だけを見ず、自分の目で一定時間試したときの状態を基準にしましょう。

コンタクト装用中の乾燥を減らすには?

重度のドライアイでは、レンズ選びと同じくらい重要なのがコンタクトを使う時間や環境です。

どれほど乾燥対策に配慮されたレンズであっても、朝から深夜まで装用したり、エアコンの風を直接受けながら長時間パソコンを見続けたりすれば症状が強くなる可能性があります。

コンタクトを毎日一日中使う前提ではなく、必要な時間だけ使い、メガネと組み合わせる方法を考えましょう。

装用時間を短くする

ドライアイの人にとって最も取り入れやすい対策の一つが、コンタクトを装用している時間そのものを短くすることです。

日本眼科医会は、コンタクト装用によってドライアイ症状が出る場合には乾きにくい材質やワンデーへの変更などを挙げながら、コンタクトの装用をできるだけ短時間にすることも勧めています。

仕事や外出中だけコンタクトを使い、帰宅したら早めにメガネへ替える方法なら、生活上の便利さを確保しながら目を休ませる時間を作れます。

休日にコンタクトを必要としないのであれば、終日メガネで過ごす日を設けるのも一つの方法です。

  • 必要な時間だけ装用する
  • 帰宅後は早めに外す
  • メガネを常に携帯する
  • 休日は裸眼やメガネで休ませる
  • 装用したまま眠らない

パソコン環境を見直す

パソコンやスマートフォンを集中して見ていると、まばたきの回数が減少し、涙が目の表面へ広がる機会も少なくなります。

日本眼科医会ではコンピュータ作業をドライアイを悪化させる要因の一つとして挙げているため、デスクワーク中心の人はレンズだけを変更して終わりにしないことが大切です。

画面を少し低い位置へ設置して目を大きく開き続けないようにしたり、意識的に休憩して遠くを見たりすることで、目の表面が乾燥し続ける状態を避けやすくなります。

エアコンや扇風機の風が直接顔に当たる場所も避け、必要に応じて室内の湿度を調整しましょう。

環境 対策
パソコン 定期的に視線を外す
スマートフォン 長時間連続使用を避ける
エアコン 風を直接受けない
乾燥した室内 適度に加湿する
長時間作業 意識的にまばたきする

目薬を自己判断で選ばない

コンタクトを装用すると乾くからと、市販されている目薬を何種類も頻繁に使っている人もいますが、コンタクト装用中に使用できる点眼薬かどうかは製品ごとに異なります。

日本眼科医会では、基本的にはコンタクトを外した状態で目薬を使用することを示しており、装用したまま使用する場合には防腐剤や成分について注意が必要としています。

特に重度のドライアイで眼科から治療用点眼薬を処方されている場合には、コンタクトを装用したまま点眼してよいかを主治医へ確認してください。

目薬で一時的に潤った感覚があっても、ドライアイそのものが改善したとは限らないため、点眼回数が増えている場合も眼科で相談しましょう。

重度のドライアイで眼科を受診する目安は?

コンタクト使用中に多少の乾燥感が出ることは珍しくありませんが、痛みや充血などがある場合に「いつものドライアイだろう」と判断して装用を続けるのは避けるべきです。

コンタクトレンズによって涙液層が不安定になると、レンズと角膜やまぶたとの摩擦が増え、目の表面に傷が生じることがあります。

さらに角膜に傷がある状態では感染症につながる可能性もあるため、いつもの乾燥とは違う症状がある場合はレンズを外して眼科を受診しましょう。

痛みがある

単純な乾燥感ではなく、目を開けているのがつらいほど痛い、瞬きをすると強く痛む、異物が入っているような痛みが続く場合にはコンタクトを外してください。

ドライアイでは角膜や結膜の表面が傷つきやすくなるため、痛みがある状態でレンズを装用し続けると刺激が繰り返される可能性があります。

コンタクトを外しても痛みが改善しない場合や、急激に症状が強くなった場合には早めに眼科を受診しましょう。

痛みを点眼薬だけで抑えてコンタクトを使い続けるのではなく、原因を確認することが重要です。

  • 強い目の痛み
  • 異物感が続く
  • まばたきで痛む
  • レンズを外しても改善しない
  • 急に症状が悪化した

充血が続く

コンタクトを長時間使った日に多少充血することはありますが、毎日のように強い充血が出たり、片目だけ明らかに赤くなったりする場合は眼科で確認したほうが安心です。

コンタクトによるトラブルでは、ドライアイだけでなく角膜障害やアレルギー、感染症などでも充血が現れることがあります。

特に痛み、目やに、まぶしさ、視力低下などを伴う場合には、単なる乾燥として自己判断しないようにしてください。

症状が出ているときは新しいコンタクトへ交換して様子を見るのではなく、一度装用を中止して目の状態を確認することが優先です。

症状 対応の目安
軽い乾燥感 早めにレンズを外す
強い充血 装用を中止して受診
痛み 早めに受診
視力低下 速やかに受診
強い目やに 感染症も考えて受診

見え方が急に変わる

コンタクト装用中に視界がかすむ場合、レンズ表面が乾燥して涙の膜が不安定になっているだけのこともありますが、視力低下をドライアイだけの問題と決めつけることはできません。

瞬きをすると一時的に見えやすくなり、すぐにかすむ状態が何度も続く場合には涙液の状態が関係している可能性がありますが、角膜に傷などがないか眼科で確認することが重要です。

片目だけ急に見えにくくなった、痛みやまぶしさを伴う、コンタクトを外しても視界が戻らないといった場合には早めに受診してください。

見えにくいからと度数を自己判断で強くすると別の負担につながるため、視力と目の表面を一緒に確認してもらいましょう。

コンタクトがつらい場合はどうする?

重度のドライアイでは、「どのコンタクトなら一日中快適に使えるか」だけを考える必要はありません。

症状によっては装用時間を大幅に減らしたり、一時的にコンタクトを休止したり、ドライアイ治療を先に行ったりしたほうが結果的に快適に過ごせることがあります。

コンタクトを使えるかどうかも含めて選択肢を広く考えることが、目への負担を減らすポイントです。

メガネを併用する

重度のドライアイであっても、仕事、スポーツ、外出など特定の場面だけコンタクトを使いたい人は少なくありません。

その場合は「毎日朝から夜までコンタクト」という使い方ではなく、必要な数時間だけワンデーを装用し、それ以外の時間はメガネで過ごす方法があります。

日本眼科医会もコンタクトによってドライアイ症状が出る場合には基本的にメガネを利用し、コンタクトを使用するときは装用時間を短くすることを示しています。

度数の合ったメガネを常に用意しておけば、乾燥が強くなった時点で無理なくコンタクトを外せるため、予備として持ち歩くこともおすすめです。

  • 自宅ではメガネ
  • 仕事中だけコンタクト
  • 外出時だけコンタクト
  • 違和感が出たらすぐ交換
  • 予備のメガネを携帯

ドライアイ治療を優先する

重度のドライアイで日常生活にも支障がある場合には、新しいコンタクトを探し続けるより、先にドライアイそのものを治療したほうがよいことがあります。

ドライアイ治療には涙を補う方法だけでなく、目の表面の水分やムチンの状態に働きかける点眼薬などがあり、症状やドライアイのタイプによって治療方法が選ばれます。

日本眼科医会では、通常の点眼治療だけでは十分でない重症例に対して血清点眼や涙点プラグなどが選択される場合があることも紹介しています。

どの治療が適しているかは涙液や角膜の状態によって異なるため、コンタクトの使用希望があることも眼科医へ伝えたうえで治療方針を相談しましょう。

選択肢 考え方
点眼治療 症状やタイプに合わせる
涙点プラグ 重症例などで検討
メガネ 眼表面への負担を減らす
ワンデー 必要な時間だけ使用
装用休止 症状が強いときに検討

眼科で複数製品を試す

コンタクトレンズの相性はスペック表だけでは判断できないため、可能であれば眼科で複数のレンズを相談し、実際の装用感を比較することが大切です。

同じシリコーンハイドロゲルでも、素材の硬さ、表面処理、レンズ直径、ベースカーブ、エッジ形状などが異なるため、一方では快適でも別の製品では強い異物感が出ることがあります。

重度のドライアイでは「装着直後に快適だったか」だけでなく、一定時間装用した後に角膜や結膜へどのような変化が出ているかも重要な判断材料です。

ネット上の口コミで人気の製品をそのまま購入するより、自分の目に実際に合うものを眼科で探したほうが結果的に失敗を減らせます。

重度のドライアイで避けたい使い方は?

ドライアイ向けの高機能なコンタクトを選んでも、使い方が適切でなければ乾燥や角膜トラブルのリスクを十分に減らすことはできません。

特に「乾いているけれど我慢できるから使い続ける」という習慣は、重度のドライアイでは避けたほうがよいでしょう。

交換期限、装用時間、衛生管理など基本的なルールを守ることが、高価なレンズを選ぶこと以上に重要です。

乾燥を我慢して使い続ける

夕方になるとレンズが張り付く、強い異物感がある、まばたきするたびに痛いといった状態でも、予定があるからとコンタクトを使い続ける人がいます。

しかしコンタクト装用によって涙液層が不安定になると、レンズと目の表面の摩擦が増えて角膜上皮へ負担を与える可能性があります。

乾燥感が明らかに強くなったら「もう少しだけ」と我慢するのではなく、早めに外してメガネへ交換できるよう準備しておきましょう。

毎日同じ時間帯に症状が出るのであれば、その時間より前にコンタクトを外すよう装用スケジュール自体を変更する方法もあります。

  • 張り付きを我慢しない
  • 痛みが出たら外す
  • 充血時は使用しない
  • 予備のメガネを用意する
  • 装用限界まで使わない

ワンデーを再使用する

ワンデーコンタクトは一度外した後に保存して翌日再び使用するための製品ではなく、1日使い捨てとして設計されています。

費用を節約する目的で一度外したレンズを洗浄液へ入れて再使用すると、本来想定されていない使用方法になり、清潔性や安全性を損なう原因になります。

特にドライアイでは目の表面に傷ができやすくなることがあり、不適切なレンズ使用による感染リスクにも注意が必要です。

ワンデーは一度外したら廃棄し、再び装用する必要がある場合には新しいレンズを使用してください。

行動 対応
一度外したワンデー 再使用しない
期限を過ぎたレンズ 使用しない
破れたレンズ 装用しない
汚れたレンズ 新品へ交換
目に異常がある日 メガネを使用

定期検査を受けない

コンタクトを毎日使用していて特に痛みがないと、「問題なく使えているから眼科へ行かなくてもよい」と考えてしまうことがあります。

しかし、自覚症状が強くない段階でも角膜や結膜に変化が起きている場合があるため、コンタクト使用者は眼科医から指示された定期検査を受けることが大切です。

特に重度のドライアイがある人では、涙の状態や角膜上皮の状態だけでなく、現在使っているレンズのフィッティングや装用時間についても定期的に相談する価値があります。

以前は問題なく使えていたコンタクトでも目の状態が変化すれば合わなくなることがあるため、違和感が増えた場合には次回の定期検査を待たずに受診しましょう。

重度のドライアイでは目の状態を優先して選ぼう

重度のドライアイでコンタクトを選ぶなら、ワンデー アキュビュー オアシス MAX、トータル ワン、1DAYメニコン DearTEAR、アクアロックス ワンデー UV シン、マイデイ、シード AirGrade 1day UV W-Moisture、1DAYメニコン プレミオなどが比較候補になります。

いずれも乾燥への配慮や酸素透過性などに特徴がありますが、「最も高価なレンズ」「最も酸素透過率が高いレンズ」が自分に最適とは限りません。

重度のドライアイでは涙液量や涙の安定性、角膜の状態、まぶたとレンズの摩擦、レンズのフィッティングなど複数の要素が関係するため、眼科で実際に装用して選ぶことが重要です。

また、コンタクト自体がドライアイを悪化させる要因になることもあるため、朝から夜まで装用することにこだわらず、必要な時間だけワンデーを使って残りはメガネで過ごす方法も有効です。

痛み、強い充血、視力低下、強い異物感などが出た場合はコンタクトを外し、レンズを変更して我慢するのではなく眼科を受診してください。

カラコンでも安心して使える装着薬