ラルムのカラコンの安全性が気になり、「目に悪くないのか」「危ない商品ではないのか」と購入前に調べている人も多いでしょう。
LARMEは複数のシリーズを展開しており、日本国内で販売されている製品には医療機器承認番号が確認できるものがあります。
ただし、医療機器として承認されていることと、すべての人がトラブルなく使えることは同じ意味ではありません。
安全に使うには、素材や含水率、ベースカーブ、交換期間などの製品仕様に加えて、自分の目との相性や正しい装用方法まで確認することが大切です。
ここではLARMEの公式製品情報やコンタクトレンズに関する公的な注意事項をもとに、ラルムを選ぶ際に知っておきたい安全面のポイントを整理します。
自然な目元を演出するココベアカラー
ラルムのカラコンの安全性を見極める7つの判断材料
ラルムのカラコンが安全かどうかを判断するときは、ブランド名だけではなく個々のレンズの仕様を見る必要があります。
日本で販売されるカラーコンタクトレンズは高度管理医療機器として規制されているため、承認状況は重要な確認項目です。
そのうえで酸素透過性や含水率、交換期間、自分の目との相性などを確認すると、より実用的な判断ができます。
医療機器承認番号
ラルムの主要な国内向け製品では、商品ページに医療機器承認番号が記載されています。
たとえばラルムメルティーシリーズの1dayには「22800BZI00037A12」、ラルムシリコーンハイドロゲル ダブルモイストUVには「30200BZX00117A03」などの承認番号が確認できます。
おしゃれ用カラーコンタクトレンズは2009年11月から高度管理医療機器として規制されており、国内で適法に製造販売するためには所定の承認が必要です。
承認番号が表示されていることは、通販でカラコンを選ぶ際の基本的な確認ポイントになります。
高度管理医療機器
カラコンはファッション雑貨ではなく、目に直接触れて使用する高度管理医療機器です。
高度管理医療機器は、不具合が起きた際に人体へ及ぼすリスクが比較的高い医療機器として管理されています。
そのため、人気ブランドの商品だから気軽に使ってよいというものではなく、通常の透明コンタクトレンズと同様に慎重な扱いが必要です。
- 装用期間を守る
- 他人と共有しない
- 違和感があれば外す
- 眼科で目の状態を確認する
- 添付文書を確認する
酸素透過性
角膜は血管からではなく主に空気中から酸素を取り込んでいるため、コンタクトレンズを装用するときは酸素の通りやすさも重要です。
LARMEには一般的なソフトコンタクトレンズ素材だけでなく、酸素透過性の高いシリコーンハイドロゲル素材を採用したシリーズもあります。
ラルムシリコーンハイドロゲル ダブルモイストUVでは、公式情報としてDk値140、Dk/L値187という仕様が掲載されています。
酸素透過性を重視したい人にとって、シリコーンハイドロゲルシリーズは候補にしやすい製品です。
含水率
LARMEではシリーズによって含水率が異なり、高含水タイプと低含水寄りのタイプの両方があります。
たとえばラルムメルティーシリーズの1dayは含水率58%、同シリーズの1monthには含水率38%の商品があり、シリコーンハイドロゲルシリーズは47%です。
高含水レンズは柔らかく装用直後になじみやすい傾向がありますが、レンズに含まれる水分が蒸発すると乾燥を感じる人もいます。
| タイプ | 主な特徴 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| 高含水 | 柔らかくなじみやすい | 乾燥感 |
| 低含水 | 水分蒸発が比較的少ない | 装用感の相性 |
| シリコーン | 酸素透過性が高い | 素材との相性 |
UVカット機能
LARMEの多くのシリーズには、紫外線を低減するUVカット機能が採用されています。
ラルムメルティーシリーズではUV-Aを50%以上、UV-Bを95%以上カットする仕様が掲載されています。
ラルムシリコーンハイドロゲル ダブルモイストUVではUV-Aを75%以上、UV-Bを95%以上カットするとされています。
ただしカラコンは目全体を覆うわけではないため、UVカット機能がある場合でも屋外ではサングラスや帽子を併用する考え方が適しています。
交換期間
同じLARMEでも、1日使い捨ての1dayと開封後一定期間使用する1monthでは衛生管理の方法が大きく異なります。
1dayは一度外したレンズを再使用せず毎回新品へ交換するため、適切に使用すればレンズケアの手間を減らせます。
一方の1monthは毎日の洗浄や消毒、保存ケースの管理が必要であり、ケアを省略すると汚れや微生物によるトラブルにつながります。
安全性を優先して管理を簡単にしたい人には、1dayのほうが扱いやすい場合があります。
目との相性
承認された製品であっても、ベースカーブやレンズ直径、度数などが自分の目に合っていなければ違和感が出る可能性があります。
LARMEではBC8.6mmやBC8.7mmなどの商品があり、デザインだけを基準に選ぶと自分の目に合わないケースがあります。
以前使っていた別ブランドと同じ度数だから問題ないと判断せず、眼科で角膜の状態やレンズのフィッティングを確認することが重要です。
充血や痛み、かすみ、強い乾燥感が出た場合は、我慢して装用を続けないことが基本です。
LARMEはシリーズによってレンズ性能が違う
LARMEには複数のシリーズがあるため、「ラルムは高含水」「ラルムはシリコーンハイドロゲル」のようにブランド全体を一つの仕様として考えることはできません。
同じブランド名でも素材や含水率、DIA、BC、交換期間などが異なります。
安全面を比較するときは、自分が購入予定の商品ページに記載されたスペックを個別に確認しましょう。
メルティーシリーズ
ラルムメルティーシリーズは、豊富なデザインを展開しているLARMEの代表的なカラコンシリーズです。
1dayでは含水率58%の高含水レンズを採用した商品があり、UVカットやMPCポリマー配合などの仕様も確認できます。
一方で1monthも展開されているため、同じカラー名でも購入する交換タイプによって取り扱い方法が異なります。
- 1dayと1monthを展開
- 複数のDIAを採用
- BC8.6mmや8.7mm
- UVカット対応商品あり
- MPCポリマー配合商品あり
シリコーンハイドロゲル
酸素透過性を特に重視する場合に注目したいのが、ラルムシリコーンハイドロゲル ダブルモイストUVです。
このシリーズには酸素を通しやすいシリコーンハイドロゲル素材が採用され、公式仕様ではDk値140、Dk/L値187とされています。
含水率は47%で、ヒアルロン酸ナトリウムとアルギン酸ナトリウムを含む保存液が採用されています。
| 項目 | シリコーンハイドロゲルシリーズ |
|---|---|
| 素材 | シリコーンハイドロゲル |
| 含水率 | 47% |
| Dk値 | 140 |
| Dk/L値 | 187 |
| BC | 8.7mm |
| 交換期間 | 1day |
| 承認番号 | 30200BZX00117A03 |
モイスチャーUV
ラルムモイスチャーUVには含水率42.5%の商品があり、UVカット機能やMPCポリマーを採用しています。
公式情報では、涙液に含まれるタンパク質などの汚れを吸着しにくい非イオン性素材が特徴として案内されています。
また、着色部分についてはラップイン製法を採用した商品があり、カラコン特有の着色方法が気になる人は製品仕様を確認して選べます。
ラルムというブランド名だけで判断するより、シリーズごとの素材や製造方法まで見るほうが安全面を比較しやすくなります。
ラルムでも使い方を間違えると目のトラブルは起こる
医療機器承認番号のあるカラコンであっても、誤った方法で使えば眼障害が起こる可能性はあります。
PMDAや厚生労働省も、カラーコンタクトレンズは適切に使用しなければ角膜などに障害を起こす可能性があるとして注意を呼びかけています。
製品そのものだけでなく、使用者側の扱い方が安全性に大きく影響します。
長時間装用
朝から深夜までカラコンを装用し続けるなど、必要以上に長い時間使用すると目への負担が増える場合があります。
コンタクトレンズを装用している間は裸眼よりも角膜へ届く酸素が少なくなるため、酸素透過性の高い素材であっても無制限に装用できるわけではありません。
レンズを付けている最中に乾燥や疲労を感じたら、予定時間まで我慢するのではなく外せる環境を整えておくことが重要です。
- 装用時間を守る
- 違和感を我慢しない
- 就寝前に外す
- 必要以上に長く使わない
- 予備の眼鏡を用意する
レンズの再使用
1dayタイプは、一度目から外した後に保存液へ入れて翌日再び使う商品ではありません。
短時間しか使っていない場合でも、1dayは使用後に廃棄して次回は新しいレンズを使用します。
一方で1monthは毎日新しいものへ交換するレンズではなく、開封後の使用期間を守りながら適切な洗浄と消毒を行う必要があります。
| 使用方法 | 1day | 1month |
|---|---|---|
| 使用後 | 廃棄 | 洗浄・消毒 |
| 再使用 | 不可 | 期間内なら可 |
| 保存ケース | 不要 | 必要 |
| 交換基準 | 毎日新品 | 開封後1ヶ月 |
水との接触
カラコンを装着したままお風呂やシャワー、プールへ入る行為は避けるのが基本です。
水道水には目の感染症につながる微生物が存在する可能性があり、コンタクトレンズと水の接触は感染リスクを高める要因になります。
レンズを洗うときにも水道水は使わず、使用するレンズやケア用品で指定された方法に従いましょう。
旅行や外出先でも同じで、洗面所の水で簡単にすすいで再装用するような使い方は避ける必要があります。
安全に使うなら購入前から確認したいポイントがある
カラコンの安全対策は、装着してから始まるものではありません。
自分の目に適した度数やBCを把握し、国内向けに正規販売されている製品を選ぶ段階から重要です。
特に初めてカラコンを使用する人は、見た目だけで商品を決めないようにしましょう。
眼科受診
カラコンを初めて使う場合は、購入前に眼科で検査を受けることが推奨されています。
コンタクトレンズは度数だけで選ぶものではなく、角膜の形状や涙の量、目の病気の有無なども装用の可否に関係します。
自覚症状がなくてもコンタクトレンズによる小さな傷や炎症が起きている場合があるため、使用開始後も定期的に目を確認してもらうことが大切です。
- 視力
- 角膜の状態
- 涙の状態
- レンズのフィッティング
- 装用後の異常
BC
BCはベースカーブの略で、コンタクトレンズの曲がり具合を表す数値です。
LARMEではBC8.6mmや8.7mmなどの商品が販売されており、カラーやシリーズによって仕様が異なります。
数値の違いが小さく見えても、実際の装用感やフィッティングには個人差があります。
| 確認項目 | 意味 | 注意点 |
|---|---|---|
| BC | レンズの曲率 | 目とのフィットに影響 |
| DIA | レンズ直径 | 大きさに影響 |
| PWR | レンズ度数 | 見え方に影響 |
| 着色直径 | 色が付いた範囲 | 見た目の大きさに影響 |
正規販売品
通販サイトでLARMEを購入する場合は、製品名だけでなく販売元や医療機器承認番号などの商品情報を確認しましょう。
極端に価格が安い商品や出所が分からない海外流通品については、日本国内向けの正規品と同じ製品なのかを慎重に確認する必要があります。
パッケージには販売名や承認番号、使用期限など重要な情報が記載されているため、届いた商品も装用前に確認しましょう。
箱やブリスターが破損している場合や、レンズの外観に異常がある場合は使用しない判断も必要です。
目の状態に合わせてLARMEのタイプを選ぶ
ラルムを安全に使うためには、単純に人気カラーを選ぶのではなく、自分がどのような環境で装用するかも考える必要があります。
乾燥しやすさや装用時間、レンズケアを続けられるかなどによって適したタイプは変わります。
迷った場合は眼科で相談したうえで、自分の目に合った製品仕様からカラーを選ぶ方法が安心です。
乾燥しやすい人
ドライアイ傾向がある人は、「高含水だから必ず潤う」「低含水だから必ず乾かない」と単純に決めることはできません。
高含水レンズは水分を多く含み柔らかい反面、装用環境や涙の状態によっては時間の経過とともに乾燥感が気になることがあります。
一方、低含水レンズは水分蒸発の影響を受けにくい特徴がありますが、装用感には個人差があります。
- 涙の量
- 装用時間
- エアコン環境
- パソコン作業時間
- レンズ素材
- 含水率
酸素透過性を重視する人
長時間パソコンを使う人などで酸素透過性を重視したい場合は、LARMEのシリコーンハイドロゲルシリーズを比較候補にできます。
一般的なハイドロゲルレンズは主にレンズ内の水分を通して酸素を届けますが、シリコーンハイドロゲルは素材そのものが酸素を通しやすいという特徴があります。
ただし酸素透過性が高ければ他の条件を気にしなくてよいわけではなく、BCや装用感なども合わせて判断する必要があります。
| 重視する項目 | 確認したい仕様 |
|---|---|
| 酸素の通りやすさ | Dk・Dk/L |
| 乾燥傾向 | 含水率・素材 |
| フィット感 | BC・DIA |
| 衛生管理 | 交換期間 |
| 紫外線対策 | UVカット率 |
ケアが苦手な人
毎日のこすり洗いや消毒を忘れそうな人には、1monthよりも1dayが管理しやすい選択肢です。
1dayなら毎回新品を使用できるため、レンズケースや保存液を管理する必要がありません。
ただし1dayであっても手を洗わずに装着したり、一度外したレンズを再装用したりすれば衛生上のメリットを生かせません。
安全面を考えるなら、価格だけで1monthを選ぶのではなく、自分が毎日のケアを確実に継続できるかも判断材料にしましょう。
違和感が出たときはカラコンを外すことが重要
カラコンによる目の異常は、必ずしも強い痛みから始まるわけではありません。
「少しゴロゴロするだけだから大丈夫」と装用を続けることで症状が悪化する可能性があります。
普段と違う状態に気付いた時点でレンズを外し、症状が続く場合は眼科を受診しましょう。
充血
カラコンを装着すると毎回目が赤くなる場合は、単なる見た目の問題として放置しないようにしましょう。
レンズのフィッティングや酸素不足、乾燥、汚れなどさまざまな原因が考えられます。
新しいLARMEへ変更してから充血が続く場合は、そのレンズが自分の目に合っているか眼科で確認することが大切です。
- 充血
- 目の痛み
- 強い異物感
- 涙が止まらない
- 目やに
- 視界のかすみ
- 急な視力低下
痛み
装用中に痛みを感じた場合は、レンズを外して状態を確認します。
レンズの裏表が間違っていたり、まつ毛やゴミが入っていたりする場合もありますが、角膜に傷や炎症が生じている可能性も否定できません。
強い痛みや充血、まぶしさ、視力低下などがある場合は、自己判断で別のカラコンへ交換して様子を見るのではなく眼科を受診することが重要です。
| 症状 | 基本的な対応 |
|---|---|
| 軽い違和感 | レンズを外す |
| 充血が続く | 装用を中止する |
| 強い痛み | 早めに眼科を受診 |
| 視力低下 | 速やかに眼科を受診 |
| 強い目やに | 装用せず眼科へ相談 |
見え方の異常
カラコンを装用して急に視界がぼやけたり、光がまぶしく感じたりする場合も注意が必要です。
レンズの汚れや度数の問題だけでなく、角膜の状態が変化している可能性があります。
「カラーは気に入っているから」と無理に同じレンズを使用し続けず、いったん装用を中止しましょう。
目の症状が落ち着かない場合は、使用していた商品のパッケージや製品名が分かる状態で眼科へ相談すると状況を説明しやすくなります。
ラルムは承認済みでも正しい選び方と使い方が欠かせない
LARMEには医療機器承認番号が確認できる国内向けカラコンがあり、シリコーンハイドロゲルやUVカット、MPCポリマーなど、シリーズごとにさまざまな仕様が採用されています。
そのため「ラルムだから危険」と考える必要はありませんが、「承認番号があるから自分にも絶対安全」と考えるのも適切ではありません。
安全性を判断する際は、医療機器承認番号、レンズ素材、酸素透過性、含水率、BC、交換期間などを商品ごとに確認することが重要です。
1dayは再使用せず、1monthは適切に洗浄と消毒を行い、装用時間や使用期限も必ず守りましょう。
初めてカラコンを使う場合や新しいシリーズへ変更する場合は眼科で自分の目に合うレンズを確認し、充血や痛み、視界のかすみなどがあればすぐに外すことが安全に楽しむための基本です。
自然な目元を演出するココベアカラー
