百均のコンタクト洗浄液は使える?安全な選び方と売っていない場合の対処法!

百均のコンタクト洗浄液は使える?安全な選び方と売っていない場合の対処法! ケア

百均でコンタクト洗浄液を買えれば、旅行や急なお泊まり、洗浄液を切らしてしまったときに便利です。

ダイソーやセリア、キャンドゥではコンタクトレンズ関連用品の販売実績があり、ソフトコンタクトレンズ向けの使い切りケア用品が見つかる場合もあります。

ただし、百均の商品は店舗や時期によって品ぞろえが変わるため、いつでもコンタクト洗浄液が手に入るとは限りません。

また、専用の洗浄液が見つからないからといって、水道水や精製水、目薬などをソフトコンタクトレンズの洗浄や保存に代用するのは避ける必要があります。

百均でコンタクト洗浄液を探すときのポイントから、購入できない場合の対処法、正しいレンズケアまで順番に紹介します。

コンタクトのケアが手軽にできる3個パック

百均のコンタクト洗浄液は使える?

百均で販売されている商品でも、使用しているコンタクトレンズに対応した正規のレンズケア用品であれば、表示された使用方法に従って利用できます。

重要なのは「100円の商品かどうか」ではなく、その商品がコンタクトレンズ用として販売され、自分のレンズの種類に対応しているかどうかです。

特にソフトコンタクトレンズでは、洗浄だけではなく消毒や保存まで必要になるため、単なる液体なら何でも使えるわけではありません。

百均で購入する前に知っておきたいポイントを整理します。

専用品なら使用できる

パッケージにソフトコンタクトレンズ用やハードコンタクトレンズ用などと明記されたケア用品で、使用中のレンズに対応していれば、価格が安いことだけを理由に避ける必要はありません。

コンタクトレンズケア用品では、洗浄、すすぎ、消毒、保存など、商品によって対応する用途が異なります。

そのため、商品名だけを見るのではなく、パッケージに記載された用途と対象レンズを確認することが大切です。

「コンタクト用」と表示されていても、ケースや装着補助用品などの場合があるため、洗浄や消毒に使える商品なのかを確認してから購入しましょう。

使い切りタイプが便利

百均では、ボトルタイプの大容量洗浄液よりも、旅行や外出時を想定した少量の使い切りケア用品が販売されてきた実績があります。

少量タイプは持ち歩きやすく、大きな洗浄液のボトルを旅行かばんに入れなくて済む点がメリットです。

コンタクトケースがセットになった商品なら、急な宿泊時にも使いやすくなります。

  • 旅行
  • 急な宿泊
  • 出張
  • 防災用品
  • 外出中の予備

ソフト用か確認する

百均のコンタクト洗浄液を利用するときに最初に確認したいのが、ソフトコンタクトレンズ用かハードコンタクトレンズ用かという点です。

ソフトレンズとハードレンズでは材質や適切なケア方法が異なるため、別の種類向けの商品を自己判断で流用するのは避けましょう。

2週間交換タイプや1か月交換タイプなどのソフトレンズを使用している場合は、ソフトコンタクトレンズに対応したケア用品を選択します。

レンズ 確認する表示
ソフトレンズ ソフトコンタクトレンズ用
ハードレンズ ハードコンタクトレンズ用
カラコン 使用レンズの対応可否
ワンデー 原則ケアして再使用しない

カラコンは対応表示を見る

カラーコンタクトレンズを使用している場合も、洗浄液のパッケージやレンズ側の添付文書を確認することが重要です。

カラーコンタクトレンズの中には使用できるケア用品について注意事項が設けられている製品があります。

「ソフトレンズだから必ず使える」と決めつけず、自分が使用しているカラーコンタクトレンズとケア用品の双方の説明を確認しましょう。

判断できない場合は、眼科やレンズメーカーに確認する方法が確実です。

価格だけで選ばない

百均のコンタクト洗浄液を選ぶときは、110円だから得かどうかだけで判断しないことも大切です。

使い切りタイプは旅行や非常時には便利ですが、毎日使用すると大容量タイプより1回あたりの費用が高くなることがあります。

普段はドラッグストアなどで大容量タイプを利用し、百均の商品を持ち歩き用や旅行用として活用する方法もあります。

用途によって商品を使い分けると、利便性と費用のバランスを取りやすくなります。

店舗ごとに在庫が違う

百均の商品は店舗の広さや地域、仕入れ状況によって取り扱いが異なります。

過去にダイソーやセリアなどでコンタクトレンズ向けの使い切りケア用品が販売されていても、近所の店舗に同じ商品が必ず並んでいるとは限りません。

特にコンタクト洗浄液を今夜使いたいなど急いでいる場合は、百均だけに絞らずドラッグストアなども候補に入れた方が見つけやすくなります。

  • 店舗による品ぞろえ差
  • 一時的な欠品
  • 商品の入れ替え
  • 販売終了
  • パッケージ変更

緊急用として持つと便利

少量タイプのコンタクト洗浄液が見つかった場合は、普段使いだけでなく緊急用として保管しておく使い方も便利です。

旅行先で洗浄液を忘れたり、予定外の宿泊になったりしたときでも、未開封の予備があれば慌てずに済みます。

ただし、長期間保管する場合は使用期限を確認し、高温になる場所や直射日光が当たる場所を避けて保管しましょう。

車内は季節によって非常に高温になることがあるため、常時置きっぱなしにする場所としては適さない場合があります。

百均でコンタクト洗浄液を探すコツ

百均でコンタクト洗浄液を探しても、どの売り場にあるのか分からないことがあります。

コンタクト関連用品は、衛生用品、トラベル用品、化粧用品などの近くに配置される場合があり、店舗によって売り場も一定ではありません。

また、コンタクトケースはあっても洗浄液が置かれていない店舗もあります。

効率よく探すためのポイントを確認しておきましょう。

ケア用品売り場を探す

最初に確認したいのは、メガネ用品やコンタクトケースが並んでいるケア用品の売り場です。

コンタクトレンズケース、メガネクリーナー、メガネ拭きなどと同じ周辺に置かれることがあります。

見当たらない場合は、衛生用品や旅行用品の売り場も確認してみましょう。

  • コンタクト用品
  • メガネ用品
  • 衛生用品
  • トラベル用品
  • 化粧小物

商品表示を確認する

見た目がコンタクト洗浄液に似ていても、用途が異なる商品を購入しないように表示を確認します。

特に「保存液」「すすぎ液」「洗浄液」「消毒液」は似た言葉ですが、商品によってできることが異なります。

1本で複数の工程を行うMPSタイプもあるため、何に使える商品なのかをパッケージで判断することが重要です。

表示 主な意味
洗浄 レンズの汚れを落とす
すすぎ 洗浄後にレンズをすすぐ
消毒 微生物への対策を行う
保存 レンズをケースで保管する
MPS 複数のケアを1液で行う

店員に確認する

売り場を探しても見つからない場合は、「ソフトコンタクトレンズの洗浄や消毒に使えるケア用品はありますか」と店員に確認すると早く判断できます。

「コンタクト用品はありますか」だけではケースを案内される可能性があるため、洗浄液を探していることまで伝えると分かりやすくなります。

取り扱いがない場合は、別店舗を回り続けるよりドラッグストアなどへ移動した方が早いこともあります。

特にその日の夜にレンズを外す必要がある場合は、専用品を確保することを優先しましょう。

百均にコンタクト洗浄液がない場合はどうする?

近くの百均にコンタクト洗浄液がない場合でも、水道水など身近な液体で代用するのはおすすめできません。

ソフトコンタクトレンズでは、専用ケア用品を使用することが基本です。

百均にこだわらなければ、ドラッグストアをはじめ購入できる可能性のある場所はいくつかあります。

急いでいるときほど、代用品を探すより正規のケア用品を探す方が安全です。

ドラッグストアを探す

百均で見つからなかった場合に最も探しやすい候補がドラッグストアです。

ドラッグストアでは大容量の商品だけでなく、店舗によっては旅行向けの小容量商品や携帯用セットが販売されています。

遅い時間まで営業している店舗もあるため、その日の夜に洗浄液が必要になった場合にも利用しやすい購入先です。

  • ドラッグストア
  • コンタクト専門店
  • 一部のスーパー
  • 一部のコンビニ
  • ディスカウントストア

用途を確認して購入する

別の店舗で購入するときも、自分のコンタクトレンズに対応している商品かを確認します。

特に過酸化水素タイプなどは、一般的なMPSとは使用方法が大きく異なり、所定の時間をかけて中和する工程が必要な商品があります。

普段使ったことがない洗浄液を急に購入する場合は、価格だけでなく使用方法まで読んでから選びましょう。

確認項目 見るポイント
レンズの種類 ソフト・ハード
対応範囲 使用レンズに対応するか
ケア方式 MPS・過酸化水素など
放置時間 必要な消毒時間
専用ケース 必要かどうか

ワンデーなら再使用しない

1日使い捨てタイプのコンタクトレンズを使用している場合は、外したレンズを洗浄液に入れて翌日に再使用することを前提としていません。

ワンデーコンタクトは一度外したら廃棄し、必要になったときは新しいレンズを開封するのが基本です。

そのため、ワンデー利用者が外出中にレンズを外す可能性がある場合は、洗浄液より予備の未開封レンズとメガネを携帯しておくと対応しやすくなります。

交換期限を延ばす目的で洗浄して再利用することは避け、製品ごとに定められた使用期間を守りましょう。

コンタクト洗浄液の代用品には注意が必要

百均でコンタクト洗浄液が見つからないと、「家にあるもので一晩だけ保存できないか」と考える人もいるでしょう。

しかし、特にソフトコンタクトレンズでは水道水を洗浄液や保存液の代わりとして使用しないことが重要です。

水道水以外にも、精製水や目薬などを自己判断で保存液として使用することは避けましょう。

コンタクトレンズは直接目に触れる医療機器であるため、専用ケア用品を使うことが基本です。

水道水は使わない

ソフトコンタクトレンズの洗浄や保存に水道水を使うことは避ける必要があります。

日本の水道水は飲用できるよう管理されていますが、コンタクトレンズを無菌状態で保存するための液体として作られているわけではありません。

水環境にはアカントアメーバなどが存在する可能性があり、レンズを介して目の感染症につながるおそれがあります。

また、ソフトレンズは水分を含む素材であるため、水道水との浸透圧の違いによってレンズの状態が変化する可能性があります。

  • 洗浄に使わない
  • すすぎに使わない
  • 保存に使わない
  • 一晩だけでも避ける
  • 専用ケア用品を使う

精製水も保存液ではない

ドラッグストアや百均などで精製水が販売されていることがありますが、精製水だからコンタクトレンズを安全に保存できるという意味ではありません。

ソフトコンタクトレンズでは、レンズと液体の浸透圧の違いによって形状に影響する可能性があります。

さらに、精製水そのものには通常のコンタクト用消毒液のようなレンズ消毒の役割があるわけではありません。

液体 ソフトレンズの保存
専用ケア用品 製品表示に従って使用
水道水 使用しない
精製水 代用しない
目薬 代用しない
自作の食塩水 代用しない

自作の食塩水も避ける

水に塩を混ぜれば生理食塩水のようになると考える人もいますが、家庭で作った食塩水をコンタクトレンズの保存液として利用するのは避けましょう。

濃度を正確に管理できるとは限らず、消毒されたレンズケア用品として作られているわけでもありません。

市販されている生理食塩水についても、製品ごとに用途が異なり、すべての商品がコンタクトレンズの消毒や保存に使えるわけではありません。

「塩分濃度が涙に近そうだから使える」という判断ではなく、コンタクトレンズ用として表示された商品を選ぶことが重要です。

コンタクト洗浄液を安全に使う方法

百均で購入した洗浄液でもドラッグストアで購入した洗浄液でも、正しい使用方法を守ることが重要です。

適切なケア用品を購入していても、汚れた手でレンズを扱ったり、古い液を継ぎ足したりすると衛生状態を保ちにくくなります。

また、MPSと過酸化水素タイプでは手順が異なるため、すべての洗浄液を同じ方法で使うこともできません。

パッケージや添付文書を基本にしながら、日常的なケアのポイントを確認しておきましょう。

手を洗ってから触る

コンタクトレンズを外したりケアしたりする前には、石けんなどで手をきれいに洗い、十分にすすいでから清潔な状態で扱います。

手指には目に見えない汚れや微生物が付着しているため、そのままレンズに触れるとレンズ側へ移る可能性があります。

洗った後は清潔なタオルなどで手を乾かし、レンズケアを始めます。

  • 手を洗う
  • 十分にすすぐ
  • 清潔に乾かす
  • レンズを外す
  • 指定方法でケアする

こすり洗いを正しく行う

MPSなど、こすり洗いを行うタイプでは、レンズを手のひらにのせてケア用品を垂らし、商品の説明に従ってこすり洗いします。

レンズには涙に含まれるタンパク質や脂質のほか、手指から付着した汚れなどが残ることがあります。

「保存液に漬けておけば洗浄も完了する」と自己流に省略せず、その商品に指定されたケア工程を守ることが大切です。

工程 ポイント
手洗い 清潔な手で扱う
洗浄 指定方法で行う
すすぎ 専用液を使用する
消毒 指定時間を守る
保存 清潔なケースを使う

液を継ぎ足さない

前日に使用した保存液がケースに残っているからといって、その上から新しい液を少しだけ追加して使う方法は避けましょう。

レンズを保存するときは古い液を捨て、製品の説明に従って新しい液を使用します。

百均の使い切りタイプについても、「余ったから次回も使おう」と自己判断で保存せず、一回使い切りと表示されている商品はその指示を守ります。

少しの節約より、毎日直接目に触れるレンズを清潔に保つことを優先した方がよいでしょう。

コンタクトケースも清潔に保つ

コンタクトレンズの衛生管理では、洗浄液だけでなくレンズケースの状態も重要です。

毎日新しい洗浄液を使用していても、汚れたケースを長期間使用していると清潔な状態を維持しにくくなります。

百均ではコンタクトケースも比較的見つけやすいため、交換用として活用する方法があります。

ただし、ケースについても使用しているケア用品に専用ケースが指定されている場合は、その指示を優先してください。

ケースを定期的に交換する

コンタクトレンズケースは永久に使えるものではなく、定期的な交換が必要です。

長期間使用すると、ケース内部に汚れが蓄積したり衛生状態が悪化したりする可能性があります。

新しいMPSなどにレンズケースが付属している場合は、新しいボトルを開封するタイミングでケースも交換する方法があります。

  • 汚れを放置しない
  • 古い液を残さない
  • 定期的に交換する
  • 十分に乾燥させる
  • 専用ケースの指定を守る

専用ケースを優先する

百均でコンタクトケースが販売されていても、すべての洗浄液で自由にケースを交換できるわけではありません。

特に過酸化水素を利用するケア用品では、中和機能を備えた専用ケースを使用する製品があります。

専用ケースが必要な商品に一般的なコンタクトケースを組み合わせることは避け、必ず製品の説明に従いましょう。

ケア用品 ケース選び
MPS 製品表示を確認
過酸化水素タイプ 専用ケースを優先
使い切りセット 付属ケースを使用
ハード用 対応ケースを使用

旅行前に準備する

旅行当日に百均へ行っても洗浄液が売り切れている可能性があるため、数日前までに準備しておくと安心です。

普段使っている洗浄液の小容量タイプがあるなら、それを持参する方法もあります。

コンタクトレンズ関連用品は忘れると代用品を用意しにくいため、洗浄液、ケース、予備レンズ、メガネをまとめて旅行用品として準備しておくと便利です。

飛行機を利用する場合は液体物に関する持ち込み条件もあるため、利用する航空会社や空港の案内を事前に確認しておきましょう。

百均で買うか迷ったら専用品であることを最優先にしよう

百均のコンタクト洗浄液だから危険、ドラッグストアの商品だから安全というように、販売価格や購入場所だけで単純に判断するものではありません。

コンタクトレンズ用の正規のケア用品で、自分が使っているソフトレンズやハードレンズに対応しており、パッケージに記載された方法を守れる商品を選ぶことが重要です。

百均では使い切りタイプなどのコンタクトケア用品が販売されることがありますが、店舗や時期によって取り扱いが変わるため、見つからない場合はドラッグストアやコンタクト専門店などを探しましょう。

特にソフトコンタクトレンズでは、洗浄液がないからといって水道水、精製水、目薬、自作の食塩水などを保存液代わりに使用するのは避け、専用ケア用品を用意することが大切です。

旅行や急な宿泊に備えたい場合は、百均などで見つけた使い切りケア用品や普段使用している洗浄液の携帯サイズをあらかじめ準備し、予備のコンタクトレンズやメガネと一緒に持っておくと対応しやすくなります。

コンタクトのケアが手軽にできる3個パック