ハードコンタクトでカラコンを使いたい人が知るべき7つのポイント|見た目を変えたい場合の安全な選択肢も紹介!

ハードコンタクトでカラコンを使いたい人が知るべき7つのポイント|見た目を変えたい場合の安全な選択肢も紹介! カラコン

普段はハードコンタクトレンズを使っていて、休日やイベントの日だけカラコンを使いたいと考える人は少なくありません。

しかし、一般的に販売されているカラーコンタクトレンズはソフトタイプが中心であり、通常のハードコンタクトレンズと同じ感覚で商品を選べるわけではありません。

また、視力を補うためのハードレンズの上から度なしカラコンを重ねればよいのではないかと考える人もいますが、コンタクトレンズの重ね付けは自己判断で行うべき方法ではありません。

ハードコンタクトからカラコンへ切り替えたい場合は、自分の度数だけではなく、角膜の状態や乱視の種類、レンズのフィッティングまで含めて考える必要があります。

ここでは、ハードコンタクトを使っている人がカラコンを検討するときに知っておきたい違い、安全な切り替え方、乱視がある場合の選択肢、眼科を受診する理由まで詳しく紹介します。

快適な装着感を実感できる液です

ハードコンタクトでカラコンを使いたい人が知るべき7つのポイント

最初に押さえておきたいのは、一般的なカラコンはハードコンタクトレンズとは構造や装用方法が異なるという点です。

普段ハードレンズできれいに見えているからといって、同じ度数のカラコンへ単純に交換できるとは限りません。

とくにハードレンズで乱視まで矯正されている人は、ソフトタイプのカラコンに変更したときに見え方が大きく変化することがあります。

安全性と見え方の両方を考えながら、次の7つのポイントを確認しておきましょう。

カラコンはソフトタイプが主流

現在一般向けに販売されているカラコンの多くは、黒目より大きな柔らかいレンズで角膜を覆うソフトコンタクトレンズです。

透明なハードコンタクトレンズには多数の商品がありますが、瞳を大きく見せたり色を変えたりするファッション用途の商品ではソフトタイプが中心になっています。

コンタクトレンズメーカーの商品分類を見ても、ハードコンタクトレンズとカラコンやサークルレンズは別カテゴリーとして扱われているケースが一般的です。

そのため、普段使っているハードレンズと同じ素材やサイズのまま、瞳だけを自然に大きく見せる商品を探しても選択肢はかなり限られます。

おしゃれ目的で瞳の印象を変えたい場合は、必要な日だけソフトタイプのカラコンへ切り替える方法を検討するのが現実的です。

ハードの着色はカラコンとは別物

ハードコンタクトレンズ自体に薄い色が付いている商品を見かけることがありますが、その色を一般的なカラコンと同じものだと考えないようにしましょう。

透明に近いハードレンズには、取り扱いや発見をしやすくする目的などでブルーやグリーン、ルビー系のレンズカラーが付いている製品があります。

しかし、一般的なカラコンのように虹彩部分へブラウンやグレーなどの模様を配置し、瞳の色や大きさを演出するための着色とは目的が異なります。

種類 主な目的 見た目の変化
ハードレンズのレンズカラー レンズ識別など 基本的に小さい
カラコン 瞳の印象を変える 大きい
サークルレンズ 瞳の輪郭を強調 自然な変化も可能

ハードレンズに色が付いているという理由だけで、カラコンとして使用できるわけではない点を理解しておきましょう。

重ね付けは避ける

普段のハードコンタクトで視力を矯正し、その上から度なしカラコンを装用すれば両方のメリットを得られそうに思えますが、このような使い方を自己判断でするのは避けましょう。

コンタクトレンズは角膜の上で適切に動き、涙が循環することを前提として設計されているため、異なるレンズを2枚重ねる装用方法は通常想定されていません。

ハードレンズの上をソフトレンズで覆うと、それぞれのレンズの動きや位置が不安定になったり、角膜へ届く酸素や涙の循環に影響したりする可能性があります。

  • ハードレンズの位置が変わる
  • ソフトレンズが安定しない
  • 異物感が強くなる
  • 角膜への負担が増える
  • レンズ同士が擦れる

医療目的で特殊なレンズを組み合わせる方法が用いられる場合はありますが、それは眼科医の管理下で行われるもので、ファッション目的の自己流の重ね付けとは別のものです。

同じ度数でも見え方は変わる

ハードコンタクトからカラコンへ変更するときは、現在使用しているハードレンズに書かれた度数だけを見て商品を購入しないことが重要です。

ハードレンズとソフトレンズでは、角膜上での位置や涙液との関係、乱視の矯正方法などが異なるため、同じ数値のレンズでも同じ見え方になるとは限りません。

とくに近視が強い人では、眼鏡度数とコンタクト度数が一致しないこともあり、さらにハードからソフトへ変更する場合には実際の装用状態を見ながら度数を決める必要があります。

カラコンの商品ページで自分に近い度数が販売されていても、その数値だけでは自分の目に適しているかどうかを判断できません。

初めてカラコンへ変更するときは、実際にレンズを装用した状態で視力やフィッティングを確認してもらうのが適切です。

乱視があると選択肢が変わる

普段ハードコンタクトを使用している人の中には、近視だけでなく乱視をきれいに矯正する目的でハードレンズを選んでいる人もいます。

ハードレンズは角膜の上に涙の層をつくることで角膜乱視を補正しやすく、一般的な球面ソフトレンズより鮮明な視力を得られるケースがあります。

その状態から通常の度ありカラコンへ変更すると、近視の度数は合っていても乱視が十分に補正されず、文字が二重に見えたり輪郭がぼやけたりする場合があります。

目の状態 カラコン選びの考え方
近視のみ 通常の度ありタイプを検討
軽い乱視 球面タイプで対応可能な場合あり
乱視が強い 乱視用カラコンを検討
不正乱視 眼科で個別に判断

最近は乱視用のカラコンもありますが、通常の商品より度数や乱視軸、カラーの選択肢が少ないため、普段のハードレンズと同等の見え方を得られるとは限りません。

度なしでも医療機器

視力を補正しない度なしカラコンであればファッション雑貨と同じ感覚で使用できると思われることがありますが、日本ではおしゃれ用カラーコンタクトレンズも高度管理医療機器です。

度が入っていない場合でも角膜へ直接触れる医療機器であることに変わりはなく、目の形に合わないレンズや不適切な装用方法によってトラブルが起こる可能性があります。

とくに普段ハードレンズを使っている人は、自分がソフトコンタクトを問題なく装用できる目なのかを確認せず、イベントの日だけ突然カラコンを長時間使うことは避けたほうがよいでしょう。

  • 度なしでも眼科で確認する
  • 承認された製品を選ぶ
  • 装用時間を守る
  • 交換期限を守る
  • 異常時はすぐ外す

見た目だけで商品を選ぶのではなく、ベースカーブや直径、素材、交換期間なども確認し、自分の目に適した製品を選択することが大切です。

眼科でソフト適性を確認する

ハードコンタクトを長く使用してきた人が初めてカラコンへ変更する場合は、まず眼科でソフトコンタクトレンズを装用できる状態か確認してもらいましょう。

検査では視力や屈折度数だけでなく、角膜の状態、涙の量、レンズを装用したときの動きや位置などを確認し、自分に合うレンズを判断してもらえます。

普段のハードレンズを選んだ理由が強い乱視や円錐角膜などにある場合は、市販のカラコンへ単純に置き換えることが適さないケースもあります。

逆に、近視矯正を目的としてハードレンズを使用しているだけでソフトレンズにも問題なく適応できる人なら、必要な日だけワンデーカラコンを使う方法を検討できる場合があります。

自分の目にカラコンが使えるのかを最初に確認しておくことで、商品選びの迷いも大幅に減らせます。

ハードからカラコンへ変えるならどうする?

ハードコンタクトからカラコンへ変更したい場合は、ハードレンズの上に何かを追加するのではなく、その日に使用するレンズ自体を切り替える考え方が基本です。

ただし、普段のハードレンズによる見え方とカラコンによる見え方には差が生じる可能性があります。

イベントや旅行など特定の日だけ使いたい人は、使用頻度や管理方法も含めてレンズを選ぶと負担を抑えやすくなります。

ここでは実際に切り替えるときの考え方を整理します。

ワンデーを候補にする

普段はハードコンタクトを使い、カラコンは休日や写真撮影、結婚式、旅行など限られた日にだけ使用したい人には、1日使い捨てタイプが選択肢になります。

ワンデーカラコンは使用した日のうちに廃棄するため、2週間交換や1か月交換タイプのように、次回のためにレンズを洗浄して保管し続ける必要がありません。

とくにハード用のケア用品しか普段使っていない人の場合、ソフトレンズ用のケア方法を新しく管理する必要がない点は分かりやすいメリットです。

  • 使う日だけ開封できる
  • 洗浄や保存が不要
  • 旅行へ持って行きやすい
  • 久しぶりでも新品を使える
  • 衛生管理が比較的簡単

ただし、ワンデータイプであっても一度外したレンズを再装用したり、翌日まで保存して使用したりすることはできないため、1日使い捨てというルールを必ず守りましょう。

度数を測り直す

カラコンを購入するときは、現在使用しているハードレンズの度数をそのまま注文するのではなく、ソフトレンズを装用する前提で度数を確認してもらうことが重要です。

ハードコンタクトではレンズと角膜の間にある涙も光学的な働きをするため、角膜乱視の影響が軽減され、球面度数だけでは説明できない見え方が得られている場合があります。

ソフトタイプへ変更するとその作用が変わるため、ハードでは十分見えていた度数をカラコンへそのまま当てはめても視力が不足するケースがあります。

確認項目 理由
近視度数 遠方視力を合わせる
乱視度数 ぼやけを確認する
乱視軸 乱視用レンズ選択に必要
装用視力 実際の見え方を確認する
フィッティング レンズの動きを確認する

数字だけでなく、実際に装用した状態で快適に見えるかどうかを確認してから使用することが大切です。

最初は短時間から試す

ハードコンタクトに慣れているからといって、初めて使うソフトカラコンを朝から夜まで問題なく装用できるとは限りません。

レンズの大きさや角膜を覆う範囲が大きく異なるため、ハードとは違う乾燥感や張り付き感を覚える人もいます。

大切なイベント当日に初めてカラコンを開封するのではなく、事前に予定のない日に試し、装用感や見え方に問題がないか確認しておくと安心です。

装用時間については製品の添付文書や眼科医の指示を守り、痛み、充血、強い異物感、かすみなどを感じた場合は無理をして装用し続けないようにしましょう。

ハードレンズとカラコンでは装着時の感覚が違うため、それぞれ別のレンズとして扱う意識が必要です。

ハードコンタクトとカラコンは何が違う?

ハードコンタクトと一般的なカラコンでは、見た目だけでなく素材、サイズ、装用感、涙の交換など多くの点が異なります。

どちらが一律に優れているということではなく、視力矯正を優先するのか、装用感や瞳のデザインを優先するのかによって適した選択肢が変わります。

ハードからカラコンへ乗り換えたときに違和感を覚えないためにも、基本的な違いを把握しておきましょう。

とくに乱視がある人にとっては、矯正方法の違いが重要になります。

レンズの大きさが違う

一般的なハードコンタクトレンズは黒目よりも小さく、角膜上でまばたきに合わせて動きながら使用する構造になっています。

一方、一般的なカラコンを含むソフトコンタクトレンズは黒目より大きく、角膜全体を覆うように装用します。

この大きさの違いによって、装着したときの感覚やレンズの動き、涙の循環方法にも違いが生じます。

比較項目 ハードコンタクト 一般的なカラコン
素材 硬い 柔らかい
サイズ 黒目より小さい 黒目より大きい
初期装用感 異物感が出やすい 慣れやすい傾向
瞳のデザイン 基本なし 豊富
乱視矯正 得意な場合が多い 乱視用が必要な場合あり

ハードレンズを何年も使用している人でも、ソフトタイプのカラコンではまったく違った装用感になることがあります。

涙の交換方法が違う

ハードコンタクトレンズは角膜より小さく、まばたきによってレンズが動くことでレンズ下の涙が交換されやすい構造です。

これに対してソフトコンタクトレンズは角膜を広く覆って密着するため、ハードレンズほどまばたきによる涙液交換が起こりません。

カラコンも基本的にはソフトコンタクトレンズなので、酸素透過性やレンズの厚み、装用時間などを意識することが重要です。

  • 長時間装用を避ける
  • 寝る前に必ず外す
  • 乾燥時に無理をしない
  • 指定された交換期間を守る
  • 異常時は装用を中止する

目が乾きやすい人や長時間コンタクトを使う人は、デザインだけでなく素材や装用時間についても眼科で相談するとよいでしょう。

乱視矯正力が違う

ハードコンタクトが長年選ばれてきた大きな理由の一つに、角膜乱視を矯正しやすいことがあります。

角膜表面に乱視があっても、硬いレンズと角膜の間を涙が満たすことで光学的に滑らかな面が形成され、鮮明な見え方を得られる場合があります。

一般的な球面ソフトカラコンにはこの働きを同じように期待できないため、ハードでは視力1.0以上見えていた人でも、カラコンにすると細かい文字がぼやけることがあります。

乱視用カラコンで対応できる場合もありますが、対応する乱視度数や軸は商品ごとに限られています。

ハードで乱視を矯正している人ほど、カラコン購入前の検査が重要になります。

乱視があってもカラコンは使える?

乱視があるからカラコンを使えないと決まっているわけではありません。

軽い乱視なら通常の球面カラコンでも日常生活に必要な視力を得られる場合があり、乱視用カラコンが適する人もいます。

一方で、ハードコンタクトによって強い乱視や不正乱視を矯正している場合は、市販のカラコンへ変更すると十分な視力が出ない可能性があります。

自分の乱視の種類や強さを知ることが、カラコンを使用できるか判断する第一歩です。

軽い乱視なら使える場合がある

乱視が軽度の場合には、乱視を完全に矯正しなくても近視度数を適切に合わせることで日常生活に必要な視力が得られるケースがあります。

その場合は通常の度ありカラコンを選択できる可能性があるため、乱視があるという理由だけで最初から諦める必要はありません。

ただし、自分では乱視が弱いと思っていても、普段使用しているハードレンズによって乱視が自然に矯正されているため不便を感じていないだけということもあります。

  • 遠くが少しぼやける
  • 文字が二重に見える
  • 夜の光がにじむ
  • 目が疲れやすい
  • 細かい文字が読みにくい

カラコン装用時にこのような違和感が強くなる場合は、乱視の影響が残っていないか眼科で確認してもらうとよいでしょう。

乱視用カラコンもある

現在はトーリックと呼ばれる乱視矯正機能を持ったカラコンも販売されており、近視と乱視を同時に補正しながら瞳の印象を変えられる商品があります。

乱視用では通常の球面度数だけでなく、CYLと呼ばれる乱視度数やAXISと呼ばれる乱視軸を合わせる必要があります。

ただし、透明な乱視用ソフトコンタクトと比較するとカラーバリエーションや対応度数が限られる商品もあり、希望する色と必要な矯正値が必ず一致するとは限りません。

表示 意味
PWR・SPH 近視や遠視の度数
CYL 乱視度数
AXIS 乱視軸
BC ベースカーブ
DIA レンズ直径

眼鏡の処方値をそのまま入力するのではなく、コンタクトレンズ用として測定された値をもとに選びましょう。

不正乱視は慎重に判断する

角膜の形が単純な方向にゆがむ一般的な乱視とは異なり、角膜表面が複雑にゆがんでいる不正乱視では、通常のソフトコンタクトで十分な矯正ができないことがあります。

円錐角膜などでハードコンタクトを使用している場合も、ハードレンズそのものが視力矯正に重要な役割を持っている可能性があります。

このような人が見た目だけを目的に市販のカラコンへ変更すると、度数を近づけても普段と同じ視力にならない場合があります。

必要な視力が得られない状態で運転などをするのは危険なので、普段ハードレンズを使用している理由が角膜形状や強い乱視にある場合は必ず眼科医へ相談しましょう。

医療上ハードレンズが必要な場合は、眼鏡を併用するなど別の方法でおしゃれを楽しめないか相談する選択肢もあります。

カラコンを安全に使うには?

カラコンはファッション性の高い商品ですが、目に直接装用する高度管理医療機器であることを忘れてはいけません。

デザインや発色だけで購入するのではなく、目に合っているか、正しい方法で管理できるかまで含めて選ぶ必要があります。

普段ハードコンタクトを使っている人は、ソフトカラコン特有の取り扱い方法にも慣れておきましょう。

安全に使用するために最低限押さえたいポイントを紹介します。

承認番号を確認する

日本国内で販売されるカラコンを選ぶ際には、高度管理医療機器として承認された製品であるか確認することが重要です。

商品パッケージや販売ページには医療機器承認番号が記載されているため、極端に価格が安い商品や海外サイトの商品を見つけた場合も、見た目だけで判断しないようにしましょう。

海外から個人輸入するカラコンについては、日本国内で品質、有効性、安全性が確認された製品と同じ条件で販売されているとは限りません。

確認するもの 見るポイント
医療機器承認番号 国内承認品か
使用期間 ワンデーなど
BC 目に合うカーブか
DIA レンズ直径
度数 処方値に合うか

カラコンは化粧品ではなく医療機器として扱い、商品の仕様を確認して購入する習慣を付けましょう。

交換期限を守る

ワンデー、2週間交換、1か月交換など、カラコンには商品ごとに使用できる期間が定められています。

たとえば1か月交換タイプを月に数回しか装用しなかったとしても、実際に装用した日数だけを数えて長期間使えるわけではなく、開封後は定められた交換周期を守る必要があります。

ハードコンタクトは比較的長期間使用する製品が多いため、その感覚のままカラコンを扱うと交換時期を間違えやすい点に注意してください。

  • ワンデーは再使用しない
  • 交換周期を延長しない
  • 装用したまま眠らない
  • 友人と共有しない
  • 指定外の液で保存しない

たまにしかカラコンを使わない人ほど、使用期限を管理しやすいワンデータイプが扱いやすいでしょう。

異常があればすぐ外す

カラコンを装用しているときに充血、痛み、異物感、まぶしさ、かすみ、強い乾燥感などが出た場合は、予定が残っていても無理に使い続けないようにしましょう。

ソフトコンタクトレンズは角膜を広く覆うため、角膜に小さな傷があってもハードレンズほど強い痛みを感じないことがあります。

症状が軽いから大丈夫だろうと長時間装用を続けるのではなく、異常を感じた段階でレンズを外し、症状が続く場合は眼科を受診することが重要です。

大切なイベントだから外したくないという状況も考えられるため、予備の眼鏡を持って出かけるようにしておくとレンズを無理に使い続けずに済みます。

普段ハードレンズを使用している人も、カラコン使用日には眼鏡を予備として持ち歩くと安心です。

ハード派がカラコン選びで迷ったら?

普段ハードコンタクトを使っている人にとって、カラコン選びで最も重要なのはデザインより先に自分の目で使用できるレンズを絞り込むことです。

使用できる度数や乱視条件が分かってから、その範囲内でカラーや着色直径を選ぶと失敗を減らせます。

とくに強度近視や乱視がある人ほど、先に欲しいカラコンを決めてから度数を合わせようとすると選択肢がなくなることがあります。

見え方とおしゃれの両方を満たすための選び方を確認しましょう。

見え方を先に合わせる

カラコンを選ぶときはブラウン、グレー、ブラックなどのカラーに目が向きやすいものの、視力補正が必要な人は最初に自分が使用できる度数の商品か確認しましょう。

とくにハードコンタクトで乱視を矯正している人は、気に入ったデザインを先に選んでも、その商品では必要な視力を出せない可能性があります。

近視度数だけで対応できるのか、乱視用カラコンが必要なのか、そもそもソフトカラコンで十分な視力が得られるのかを先に確認すると商品選びがスムーズです。

優先順位 確認する内容
1 ソフトレンズ適性
2 必要な度数
3 乱視矯正の必要性
4 使用期間
5 カラーやデザイン

見た目を重視しすぎて視界がぼやけるレンズを使うのではなく、問題なく見える商品群から好みのデザインを探しましょう。

着色直径で選ぶ

自然に瞳の印象を変えたい場合は、レンズ全体の直径であるDIAだけでなく、実際に色が付いている範囲を示す着色直径にも注目しましょう。

同じDIAのカラコンでも着色直径が異なれば、装用したときの瞳の大きさや印象は大きく変わります。

初めてカラコンを使う人や仕事でも使いたい人は比較的ナチュラルなデザインから試し、写真撮影やイベントなどで存在感を出したい場合はより大きな着色直径を検討する方法があります。

  • 裸眼風は小さめを検討
  • 自然な輪郭ならサークル系
  • 発色重視ならカラー系
  • 仕事用は控えめなデザイン
  • イベント用は存在感を重視

ただし、着色直径が大きければ自分に似合うとは限らないため、目の形や白目とのバランスを見ながら選ぶことが大切です。

眼鏡との使い分けも考える

ハードコンタクトからカラコンへ変更すると十分な視力が出ない場合でも、おしゃれを諦めなければならないとは限りません。

近視や乱視の条件によっては、度なしまたは弱い度数のカラコンと眼鏡を組み合わせられるケースもあるため、眼科で相談してみる方法があります。

ただし、カラコンと眼鏡の組み合わせでも目に装用するカラコン自体が安全にフィットしていることが前提であり、自己判断で適当な度数を組み合わせるのは避けましょう。

普段はハードレンズ、写真を撮る日はカラコン、長時間外出する日は眼鏡というように、目的に応じて複数の視力矯正方法を使い分けることもできます。

毎日必ず同じ方法を使う必要はないため、自分の目と生活スタイルに合った使い分けを考えてみましょう。

ハードコンタクトからカラコンへは無理に変えなくてもいい

一般的なカラコンはソフトコンタクトレンズが中心なので、普段ハードコンタクトを使っている人が瞳の印象を変えたい場合は、必要な日だけソフトタイプへ切り替える方法が現実的です。

ハードレンズの上から度なしカラコンを重ねるのではなく、カラコン単体で必要な視力を得られるように度数や乱視の状態を確認しましょう。

とくにハードレンズで強い乱視や不正乱視を矯正している場合は、通常のカラコンへ変更すると普段より見えにくくなることがあるため注意が必要です。

乱視が軽ければ通常の度ありカラコンを使える場合があり、条件が合えば乱視用カラコンを選択できる可能性もあります。

イベントなど限られた日だけ使用するなら、ケアや保管の手間が少ないワンデータイプも候補になります。

カラコンは度なしであっても高度管理医療機器なので、デザインだけで決めず、最初に眼科でソフトコンタクトへの適性や必要な度数を確認することが大切です。

ハードコンタクトの見え方が自分に合っているなら普段はそのまま使い、おしゃれを楽しみたい日だけ安全にカラコンへ切り替えるという使い分けを検討するとよいでしょう。

快適な装着感を実感できる液です